1975年 シャトー　ラフィット　ロートシルト CHATEAU LAFITE ROTHSCHILD の販売[ヴィンテージワインショップのNengou-wine.com]

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フランスワイン・世界のワインを代表する5大シャトーのうちの一つです。1855年からボルドー地方の筆頭を務めています。

このヴィンテージの出来をワイン評論家は1998年6月のテイスティングで「私は1975年産の偉大なこのワインを今までに数本試したが、そのほとんどが最初の15年を経たときのものである。

それ以後出会ったものには、かなり煮焦がしたような、イタリアワインのバローロのようなタールを思わせる果実香を持つものがあった。

また、あるものは古典的なこのポイヤック地区らしい、鉛筆、西洋杉、カシス、タバコの果実香の広がりを備えていた。

1975年産は力強いラフィットだが、問題の多い瓶詰めのせいで、まともな場合よりタンニンと嫌な匂いをあらわにする傾向がある。

まともな瓶の場合なら、ローストのきいた個性が砂利質でミネラル分の多い土台と結びついているのだが。

熟成が進むにつれて、このワインは確実な部分が減っているようだが1995年10月に私がテイスティングした瓶の場合のように、概して傑出したワインと言える。

果実香からは、このワインが十分に飲み頃であることがうかがえるが、頑強なタンニンは1975年産ものの暗い側面をあきらかに示している。

間違いなくあと30年以上生きながらえるワインだが、果実味がもつかどうか私は確信できない。

どう考えるべきか難しいワインであるが、ひときわ優れたラフィットとなる可能性も残されている。

対照的に、1976年産は常に早熟気味で一貫性がある。それでも私は、過大評価されてきたが凡庸な1970年産、1966年産、1961年産と比べて、この1975年産の方がよいと思う。」と高く評価し、92点のポイントを付けてきました。