2020年 シャトー　ポンテ　カネ CHATEAU PONTET CANET の販売[ヴィンテージワインショップのNengou-wine.com]

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1855年の格付けでは5級格でしたが、今では3級格以上の価格で取り引きされています。

第1級シャトーのムートン・ロートシルトのすぐ向かいに位置する立地に恵まれたこのワインは、骨格がしっかりした密度の取れたバランスの良いポイヤックらしい味わいと評されます。

このヴィンテージの出来をワイン評論家は2023年4月のテイスティングで「シャトー・ポンテ・カネの総括マネージャーのジュスティーヌ・テセロンは私のワイナリーでのテイスティングの依頼を断ったが、私はレビュー用に2020年のポンテ・カネを1本入手することが出来た。

このワインは最初は力強く、グラスからはチェリー、甘いベリー、プラムのジャムにライラックとリコリスの混ざった魅力的な香りが漂い、その後にはミディアムボディーからフルボディーの、しっかりとした抽出された味わいが続くが、土っぽい後味を支配するやや辛口のタンニンを隠すほどの厚みと肉感はない。

ボルドー関係者の間では公然の秘密だが、このワイナリーは多額の賞賛に値する投資の恩恵を受け、2011年までは上昇傾向にあったものの、2012年以降は当惑するほど不安定なパフォーマンスを示しており、成功したヴィンテージと比較的失敗したヴィンテージが混在しており、2020年産はそれを裏付けるものとなった。

2020年産は決して欠陥のあるワインではなく、時が経てば良くなる可能性もあるが、このシャトーのテロワールに明らかにその可能性があるとしても、このシャトーの5級格付けを超えることはない。

最上の飲み頃予想は2023年～2040年。」と評してきました。