2003年 シャトー　オー　ブリオン CHATEAU HAUT BRION の販売[ヴィンテージワインショップのNengou-wine.com]

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フランスワイン・世界のワインを代表する5大シャトーのうちの一つです。

グラーブ地区にありながら、権威ある「1855年のメドック地区格付け」で第1級シャトーに例外的に位置付けられてきました。

ワインは外交的で豊かさを持ち、飲み頃である時期が5大シャトーで一番長いとされています。

また古いワインを初めての方に向いたコクと優しさのある味わいに定評がございます。

このヴィンテージの出来をワイン評論家は「この年、90年に渡りセラーの管理をするデルマ家のジャン・デルマは息子に道を譲り引退し、これは彼にとって最後のヴィンテージとなった。

ワインは収量の60%でつくられ、天然アルコール度数は高く、pHも極めて高い。その意味では、1990年、1989年、1961年、1959年といった偉大なヴィンテージとも肩を並べるのだが、これらのどの年とも違って、この年のメルロ種の収穫が始まったのは8月25日の前代未聞な早さで、9月15日までには全収穫物のとり入れが済んでいた。

2003年産のこのオー・ブリオンには、このヴィンテージらしい豪勢さや弱い酸が見られるが、2000年よりもさらにタンニンのレベルが高い。

深みのあるルビー色から紫色をしており、クランベリー、日に焼けた土、ミネラル、青や黒系の果実の趣の古典的な果実香がある。

口蓋にあたると、相当な豊かさや強烈さが感じられるが、ブドウの過熟感や重さはない。

収穫は低収量に切り詰められたため、中核部の深みや甘さも良好だ。

100点満点の1989年の高みに到達するとは思えないが、見事なつくりの、幅のある、精力、新鮮さ、偉大な舌触りが感じられるミディアムからフルボディーのワインだ。」と評してきました。