[1975年] [シャンパーニュ]

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1975年のワインの出来

1975年 ボルドー地方の天候

  • 降水量

    362mm
    (平年の94%)

  • 積算温度

    3250
    (平年の102%)

  • 30度以上の
    日数

    16日

  • 収穫日

    9月25日頃~
    10月8日頃

1975年のワイン分類別評価

  • ・ボルドー赤:★★★
  • ・ボルドー白:★★★★
  • ・甘口ソーテルヌ:★★★★★
  • ・ローヌ赤:★★
  • ・ロワール:★★★
  • ・ドイツ:★★★★
  • ・イタリア:★★
  • ・スペイン:★★★★
  • ・シャンパン:★★★
  • ・ポートワイン:★★★

1975年はフランス・ボルドー地方では収穫量を調整し高品質なワイン造りに注力する剪定作業が多くのシャトーで念入りに行われ、天候にも恵まれたので全体的なレベルの高いワインが出来た年です。それも前3年間の1972年・1973年・1974年が豊作だったことと、石油価格の高騰によって国際的な財政危機となったため、ボルドーワインが市場でだぶついてしっまていたことへの対策です。
赤ワインは、夏の暑さと乾燥が糖度を高めましたが、その一方で果皮を厚くし、果実味・高いアルコール度・濃い色・強いタンニンを含んだワインが産出されました。これより前の30年間の中では最もゆっくりと熟成してゆくスタイル。中でもポムロール地区は★★★★★で評価が高くなっています。
グラーブの辛口白ワインはしっかりとした味わいで素晴らしい。

1975年は甘口白ワインのソーテルヌ地区が傑出したヴィンテージです。夏は高温で雨が少なく、9月に恵みの雨が降り、ボトリティス・シネレア(※)と持続的な酸味付きなど収穫の良い条件となりました。
※貴腐菌とも言われるカビの菌の名で、果皮が感染し糖度が高まります。

ブルゴーニュ地方に残念ながら良い評価はありません。ふくよかさに欠ける味わいとなってしまいました。

ヴィンテージポートはまずまずです。この1975年に醸造元での瓶詰めが義務づけられた最初の年でした。大手の17社がヴィンテージ宣言されています。テイラー社が1975年では出色の1本です。

スタッフより

スタッフより

1975年はブドウの出来にバラツキがあり評価の難しい年と言われています。実力派の有名シャトー物や、五つ★のポムロール地区産が無難ですが、該当するシャトーが見つからない場合でも、評論家の「パーカーポイント」を目安に検討されると良いでしょう。

奥深い渋みもお好きな方にはお気に入り銘柄が見つかるビンテージでしょう。

ポートワインやスペイン産も良質なので、ある意味、商品選びは楽しい年とも言えます。

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