[1977年] [ポイヤック]

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1977年のワインの出来

1977年 ボルドー地方の天候

  • 降水量

    411mm
    (平年の107%)

  • 積算温度

    3065
    (平年の96%)

  • 30度以上の
    日数

    2日

  • 収穫日

    10月6日頃~
    10月16日頃

1977年のワイン分類別評価

  • ・ブルゴーニュ白:
  • ・ローヌ赤:★-★★
  • ・ドイツ:
  • ・オーストリア:★★★★
  • ・イタリア:★-★★★
  • ・スペイン:★-★★
  • ・ポートワイン:★★★★★

1977年はフランス・ボルドー地方は、バラツキが多かった1970年代の中で一番の不作年となってしまいました。春の遅霜や冷夏・多雨に見舞われましたが、1851年以来の異常乾燥の9月のおかげでブドウが病気にはならなかったのが救いです。生産量が少なく、ふくよかに成功したワインを造るのが難しかった年です。色づきの良いものも少しはありますが、味わいの深さに欠けます。

ブルゴーニュ地方は理想的な春で開花も完璧でしたが夏に豪雨が降り続きました。8月末にはひどい嵐の被害を受けました。赤ワインの産出量は豊富です。悪天候にたたられた割には結構飲める、という評論家もいます。白ワインは赤ワインよりも全般的に良くできました。在庫が不足していた市場では、実際の品質より高値が付きました。

シャンパーニュ地方はひどい天気の夏の後、9月にはやや回復しましたがベト病や灰色カビ病(カビによる病気)に悩まされました。非常に慎重な選果をして造ったロデレール・クリスタル・ブリュットだけが1977年で市場に出された唯一のヴィンテージシャンパンです。

1977年はポートワインが幸い偉大な五つ★の年です。20社がヴィンテージ宣言。異例の早さで秀作年宣言が出されるほど、新鮮な内からその芳香は感激するほどでした。長期熟成されリッチで華やかです。ナント2020年頃が飲み頃です。

スタッフより

スタッフより

1977年はワイン評論家のコメントは散々ですが、実際にはかなりの本数の取り扱いがあります。またお求めいただいたお客様からも「用心した割には意外と美味しかった」というコメントを頂戴しています。

また近年の市場のストックを注意深く見るとボルドー地方の赤ワインでは、グラーブ地区とマルゴー地区のシャトー中心で残っている傾向があります。丸みのある味を得意としてきたシャトーが自然と選別されているようにも見受けられます。

ワイン通の方へは、出来の良かったポートワイン、そして滅多に出ないシャンパンなども珍しい贈り物となるでしょう。リストにある時はお見逃し無く。

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