ソムリエより

1787年に創業された名門ワイナリーのムーラン・トゥーシェが造る、芳潤甘口のコトー・デュ・レイヨンです。ブドウ品種はシュナン・ブラン種100％ですが、収穫時期を4～5回に分け、爽やかさを表現するために2割程度を早摘みし、残りを完熟させ厚みを出します。

ワイナリーにある広大なカーブには約70万本のストックがあり「最低でも10年の熟成を経てからでないと出荷しない」ルールを守り続けられています。

ワインは年数の割に明るい黄色をしています。カリンやキンモクセイに似た甘く華やかな風味が溢れます。繊細でエレガント、そして、長い熟成にも堪えられる強いボディーと落ち着きのハーモニーを堪能できます。

｢フランスの庭｣と呼ばれる風光明媚なロワール河渓谷地方です。現存する多くの古城を思い浮かべながら優雅なひとときをお楽しみください♪

ソムリエより

1979年のサンテステフ地区産では最高傑作、と絶賛されています。大切なプレゼントにされても安心な2級シャトーです。充分なボディーで味わいは厚みがあり、えんぴつ、ミント、皮とスパイスの混じり合ったようなブーケが特徴です。

19世紀に輸出業で財を成した当時のオーナーは「サンテステフのマハラジャ」とも呼ばれ、インドへ輸出したワインを持ち帰って飲んでみるととても美味しく大評判になったという銘柄です。ラベルにも描かれている東洋風の城に客人をもてなしていたそうです。

近年の品質向上が目覚ましく実力は第一級に値するため「スーパーセカンド」と呼ばれる銘柄の一つです。

《特別な情報》この年のサンテステフ地区のベストワインに選出されています。

ソムリエより

こちらの1979年産はなめらかな質感でやわらかな口当たり、親しみやすい味わいです。古酒の奥深さも堪能できると高評価ですのでおすすめです！

フランス革命（1789年）以前から商業ベースでワインを生産していたとか。クリューズ家が所有していた1975年まではフランス国鉄に卸されていました。

1974年に裁判沙汰で大暴落し、身内でコニャック商人のギー・テスロンに売却されたおかげで醸造用セラーの一新などが成されてめざましく向上しました。栄枯を経て現在は5級の格付けを上回る実力保持者です。

ソムリエより

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズはサンジュリアンの格付け2級の花形的存在のシャトーです。

1級への昇格を目指しているだけに｢昇格すべき｣との高い評価ももらっています。

どのビンテージでも機会があれば試してみたい銘柄の一つです。

《特別な情報》この年のサンジュリアン地区を代表するベストワインに選出されています。