ソムリエより

1787年に創業された名門ワイナリーのムーラン・トゥーシェが造る、芳潤甘口のコトー・デュ・レイヨンです。ブドウ品種はシュナン・ブラン種100％ですが、収穫時期を4～5回に分け、爽やかさを表現するために2割程度を早摘みし、残りを完熟させ厚みを出します。

ワイナリーにある広大なカーブには約70万本のストックがあり「最低でも10年の熟成を経てからでないと出荷しない」ルールを守り続けられています。

1985年は高評価です。ブドウは良く熟し、甘味と酸味のバランスが絶妙です！熟成向きのブドウが収穫され、古いヴィンテージに長けた生産者：ムーラン・トゥーシェの力が発揮されています。

ワインは年数の割に明るい黄色をしています。カリンやキンモクセイに似た甘く華やかな風味が溢れます。繊細でエレガント、そして、長い熟成にも堪えられる強いボディーと落ち着きのハーモニーを堪能できます。

｢フランスの庭｣と呼ばれる風光明媚なロワール河渓谷地方です。現存する多くの古城を思い浮かべながら優雅なひとときをお楽しみください♪

ソムリエより

イタリア赤ワイン、とか、単なるバルバレスコ、では決して終われない『ガイヤのバルバレスコ』なのです。｢ガイヤを飲まずしてバルバレスコを語れず｣と言われる完成品がここにあります！

イタリアワインの地位を向上させた、情熱の造り手ガイヤ。イタリアワインの帝王です。革新的な生産者が造り出すワインの味わいは上品で純粋、かつ都会的です。

さらに1985年のピエモンテは大当たり。上品な長期熟成ワインに仕上がっています。

ワインの色はオレンジがかったガーネット。ローズの香水のように華やかな香り。ドライフルーツやドライフラワー、キノコなどが幾重も層になりイメージに奥行きが感じられます。凝縮感があり、甘く熟成しとてもエレガントです。

ソムリエより

ドン　ペリニョンには飲み頃ピークが3回訪れると言われます。1回目は収穫から8年後、2回目は15年後、3回目は30年前後。こちらの1985年産は、その3回目の時期も過ぎましたが、ブルゴーニュの古い白ワインのような発酵感とどっしりとした深い味わいが広がります。小さく繊細な泡立ちから、時が醸し出す芸術品のような趣をご堪能ください。深くて複雑な風味は、一度飲んだら忘れられません。神がかりなまでのバランスの良さは他に勝るものはありません。

モエ・エ・シャンドン社は業界最大手。｢ドンペリ｣としてあまりに有名なこちらが旗艦銘柄にあたります。設立は1743年。エペルネを中心に巨大な社屋や迎賓館を構え地下にあるセラーは全長28kmという壮大な長さを誇ります。

ソムリエより

ブドウ品種はメルロー種も多めに植えられているので、ワインには厚みと芳醇さがあります。

評論家の評価も高い良好な出来ばえでお薦めできます。

シャトー内の美術館には、ルイ・ヴィトンからプレゼントされた『緑色の皮張りのワイン樽』が飾られているそうです。

セレブリティーですね☆

《特別な情報》この年のポイヤック地区のベストワインに選出されています。