ソムリエより

1787年に創業された名門ワイナリーのムーラン・トゥーシェが造る、芳潤甘口のコトー・デュ・レイヨンです。ブドウ品種はシュナン・ブラン種100％ですが、収穫時期を4～5回に分け、爽やかさを表現するために2割程度を早摘みし、残りを完熟させ厚みを出します。

ワイナリーにある広大なカーブには約70万本のストックがあり「最低でも10年の熟成を経てからでないと出荷しない」ルールを守り続けられています。

1991年産は例年より軽めの出来となっています。春の霜に襲われましたが、実力ある生産者：ムーラン・トゥーシェで安心できます。お手頃価格で長期熟成白ワインの落ち着いた丸みのあるニュアンスをご堪能頂けます。繊細でエレガント、そして、長い熟成にも堪えられる強いボディーのハーモニーを堪能できます。

｢フランスの庭｣と呼ばれる風光明媚なロワール河渓谷地方です。現存する多くの古城を思い浮かべながら優雅なひとときをお楽しみください♪

ソムリエより

1757年にグリュオさんがこの土地を購入し、後にラローズさんが相続したことから現在の名になっています。その昔、ラベルに「ワインの王、王のワイン」と記したことから社交界や宮廷で人気となった逸話のあるワインです。

黒コショウのスパイシーさ、野バラ、動物、樹の脂などの香りが特徴です。濃密で芳醇、分厚いスタイルで長期熟成タイプです。

こちらの1991年産は例年よりフレンドリーな印象です。酸味は控えめで、熟した果実の甘さが増しています。

ソムリエより

この1991年の優良銘柄に選ばれ、評論家のポイントも高い良好な出来ばえでお薦めできます。

1級とも肩を並べる実力あるシャトー。寿命が長くビンテージを問わず一貫した高品質を保ちます。メルロー種が多めなことからワインには厚みと芳醇さがあります。向かいにあるピション・ロングヴィル・バロン(男爵)と一つのシャトーでしたが1850年にナポレオン民法典によって分割されました。

こちらは娘のヴィルジニーが引き継ぎ｢ラランド伯爵夫人｣の名で知られるようになりました。2006年にルイ・ロデレール社が買収しています。

シャトー内の美術館には、ルイ・ヴィトンからプレゼントされた『緑色の皮張りのワイン樽』が飾られているそうです☆

《特別な情報》この年のポイヤック地区を代表するベストワインに選出されています。

ソムリエより

こちらの1991年産は甘い果実味にあふれていて、細かなタンニンと凝縮感があります。力強くも親しみやすい味わいです。

かつてはシャトー　カロン　セギュールの一部だった土地から1820年に独立した、格付シャトーの中では新しい設立です。ジロンド川沿いに95ヘクタールの畑を所有しています。名前の由来は、畑近くの山を覆っていた植物のヒースがピンク色の花を咲かせたことから、バラに見立てて「Mount＝山」「Rose＝バラ」という愛らしい名が付けられました。

《特別な情報》この年のサンテステフ地区を代表するベストワインに選出されてきました。