ソムリエより

ブルジョワ級の中では最高級と評されているシャトー　シトランが造るセカンド銘柄。13世紀にまで遡る歴史有るシャトーです。王室にも縁のあるドニッサン侯爵家が19世紀半ばに去るまで600年に渡って支配していました。

ブルーベリーやブラックベリーなどの黒い果実香にコーヒーやチョコレートの印象も広がります。重過ぎずにバランスが良いです。気軽にストックなさり、美味しい赤ワインが飲みたい時に開けてみてください。期待に応えてくれるワインです。

ソムリエより

2030年まで飲み頃が続く予想です。
2007年産のブドウ比率はカベルネ・ソビニオン種が例年より高めの70％、メルロー種25％。ブドウ房を間引いてカビの付着を防いだことが功を奏し果実味とミネラルが豊かな質の高いブドウを収穫できています。タンニンは強くも繊細で、シルクの様になめらか余韻が長く続き優雅な気分に浸れます。

ソムリエより

父親は大工でオーナー本人は彫刻家。1ヘクタール当たり18ヘクトリットルという低収量、生産量は僅か400ケースです。職人気質の繊細で情熱的なワイン造りは瞬く間に人気を博します。

彼が造るワインはブラックベリーやブラックカラントなどの甘い果実香、花、タールやえんぴつに似た鉱物のイメージもあり複雑です。豊かなタンニン分はシルクのようになめらかで、濃密な味わいの熟成タイプです。あまりのセクシーさに人気の高さも納得できます。

ソムリエより

実力の有る第2級シャトーです。格付けの見直しが行われるならば1級に格上げされるだろう、とまで言われるほど品質を向上させてきています。

真面目で堅実、長命タイプでたくましくしっかりした味わいが特徴。その力強さはパワフルさを持ち味とする1級シャトーをなぞり｢サンテステフのラトゥール｣とも言われます。

モンローズのエレガントさにフォーカスできる2007年産ヴィンテージです。酒種バラエティに富んだワインが並ぶ2007年ストックです。その中で、高級ボルドーワインにチャレンジしたいとか、大切な記念日のワイン、妖艶な赤ワインに酔いしれたい方にお薦めです。

シャトー名の由来は、畑近くの山を覆っていた植物のヒースがピンク色の花を咲かせたことから、バラに見立てて「Mount＝山」「Rose＝バラ」という愛らしい名が付けられました。