ソムリエより

格付けを見直せば5級格に相当する、と言われている評価の高いシャトーですが、価格はリーズナブルでどのビンテージでも人気の銘柄です。

1890年以来ブーティエ家の所有。ブーティエ家が8世代にわたり脈々とワインを造り続けています。ラネッサンの畑は45ヘクタール、他に所有している2つのシャトーも合わせると合計で380ヘクタールを所有。ブドウの平均樹齢は30年を超えます。

ラベルにも飾られている美しい建物は美術館として公開されていて、数々の馬車や馬具が展示されています。

ワインは芳潤で存在感があります。ブルーベリーやブラックベリーに似た甘味のある果実香、青野菜の清涼感、小花、インク、ミネラルによる冷涼感、さらには凝縮感にも満足でき全体のバランスが良いです。タンニンと酸味はきめ細かく親しみやすさが魅力的です。

ソムリエより

シャンパーニュメゾンの五大老舗に名を連ねるドゥラモット。「最高のシャンパーニュとは、まず、最高のワインであること」このフレーズがドゥラモットでは黄金律となりました。伝統を尊重し、味わいを追求し、コート・デ・ブラン地方のすぐれたテロワールを反映したワインを生み続けています。

サロンとセラーを共有しています。サロンが造られない年にブドウはドゥラモットに回されるため｢プティ・サロン｣とも呼ばれます。高額なサロンよりリーズナブルに上質さを堪能できます。

一貫した繊細さとエレガントさが特徴です。グレープフルーツ、青リンゴ、ミネラル、ハチミツ、イースト、ナッツなどのイメージが広がるふくよかな辛口です。

ソムリエより

コストパフォーマンスがとても高く、生き生きとした赤ワインです。2014年が記念年でなくとも、美味しい飲み頃ワインをお探しの方にぜひ召し上がっていただきたい1本です。

色は濃いルビー色。ベリー系の果実香が豊富で、樽香やスパイス香もプラスされてボリューミーです。複雑な味わいで満足感が高く、また、主要品種のメルロー種の柔らかな口当たりが心地よく美味しく飲み進みます。辛口評論家にも｢称賛に値する｣と高く評価されているお薦め商品です。

ソムリエより

2014年のブレンド比率はメルロー種が40％と例年より高くなっています。100％新樽で熟成され、赤い果実の香りやミネラル、腐葉土などの香りにオークの香りもきれいに溶けこんでいます。角はなく穏やかで後味にしっかりとした余韻を残してくれます。

現オーナーの祖先ヴィルピグが1892年にドメーヌを購入し、1947年にティエリー・マノンクールが経営を担っています。現在はマノンクール夫人が長期的な展望のもと、婿エリック・ダラモン伯爵夫妻とともにワイナリーを取り仕切っています。3つの丘にある畑はこの地区では最大級。安定して高い品質を保つことができます。