ソムリエより

パソ・ロブレスはカリフォルニア州のセントラル・コースト、サンフランシスコとロサンゼルスの中間に位置する都市。ニール（Niels）とビンマー・ウドセン（Bimmer Udsen）の夫婦が世界クラスのワイン生産を目標に設立しました。

ワインの色は濃く、黒みがかったルビー色。ブラックチェリー、ジャム、チョコレート、バニラなど甘いニュアンスに、ピーマン、ミント、インク、ゴムなどカベルネ・ソーヴィニヨン種らしい香りがあふれます。濃密ではありますが、タンニンも酸味も抑えられ、スッキリと飲みやすいスタイルです。

メインの肉料理の他にもソーセージ、ミックスナッツ、ミートソースパスタなど気軽なおつまみにも良く合います。構えずに気軽にお楽しみください。

ソムリエより

1995年に設立した新しいワイナリーです。｢スーパー・スパニッシュ｣といわれる現代派の中の一人です。テンプラニーリョ種は1本の古木から500ｇの果実を獲るのみという究極の収量制限は有名。

Ψプシーとは古代ギリシア語。精神医学では超能力を表す記号で、量子力学では波動関数を表す記号。
リベラ･デル･デュエロの古木を守るため自ら地元のブドウ栽培農家へ働きかけるプロジェクトを開始。最新技術や化学薬品は使用せず、ブドウ本来の味わいを守る為の計画です。質の改善が成された生産者には高い報酬を支払い農家のモチベーションも上げ地域全体の意識改革が成功しました。

ピーター・シセック氏の思想では、セカンドワインの「フロール・デ・ピングス」は村名ワイン、「ピングス」はクリュ・ワイン、こちらの「プシーPSI」はリージョナルワインとして位置づけられています。

プシーPSIにはガルナッチャ種も使用されています。サクランボやカシス、プルーンなどよく熟した果実のニュアンス。スパイシーさとバニラ、チョコレート、木樽のような心地よい甘めの香りも広がり、ほっと穏やかな気持ちさせられます。苦みも感じられますが、きめ細かく口当たりはやわらかです。牛肉の煮込みや中華料理、ジンギスカン、生ハムなどによく合います。

ソムリエより

フルーティで軽く親しみやすい白ワインです。グレープフルーツ、リンゴ、洋なし、カリンなどのスッキリとした果実香が好印象です。ハーブやネギ、ミネラル、木樽などのイメージも広がります。全体的にフレッシュかつ豊潤でどなたにも飲みやすいタイプ。

8℃くらいまで冷やしてフルーツサラダ、アスパラガス、マリネ、白身の刺身、寿司、天ぷら、ムニエル、シャーベットなどと気軽にどうぞ。

ソムリエより

セカンドラベルは「ル・マルキ・ド・カロン・セギュール」と「シャペル・ド・カロン」の2銘柄です。こちらはサードラベルです。

ワインの色は濃いルビー色。ブラックベリーなどの黒系果実やチョコレートなどに似た甘い香りが豊かです。口に含むとアタックははっきりとしていて渋みが強いかと思いきや、味わいのバランスが良く穏やかです。

カロン　セギュールとの飲み比べや、憧れのハートマークシリーズをお手頃に楽しんでみたい方、おいしい赤ワインを飲みたい時にチョイスしてみてください。エレガントで華があり、カロン　セギュールの実力を再確認できます。