ソムリエより

ワインの色は輝きのあるイエローからゴールド。キンモクセイ、アプリコット、カリン、石灰、ハーブの香りなど幅が広く嬉しくなります。酸味は柔らかくも豊富。そして、長い熟成にも堪えられる強いボディーと落ち着きのハーモニーを堪能できます。

1787年に創業された名門ワイナリーのムーラン・トゥーシェが造る、芳潤甘口のコトー・デュ・レイヨンです。ブドウ品種はシュナン・ブラン種100％ですが、収穫時期を4～5回に分け、爽やかさを表現するために2割程度を早摘みし、残りを完熟させ厚みを出します。

ワイナリーにある広大なカーブには約70万本のストックがあり「最低でも10年の熟成を経てからでないと出荷しない」ルールを守り続けられています。

｢フランスの庭｣と呼ばれる風光明媚なロワール河渓谷地方産です。多くの古城が現存し観光スポットにもなっています。

ソムリエより

熟したリンゴやカリンなどの果物の豊かで複雑な香りがします。味わいは上品でバランスが良く、余韻も優雅に響きます。全体的には爽やかで、シャンパンに期待する要素が揃っています。

ブドウ栽培家から始まる創業は18世紀にまで遡る歴史有る生産者です。シャルドネ種のみで造られるワインは少量生産、発酵、熟成の各課程に厳しい基準を設けており、その品質は高く評価されています。

ソムリエより

類いまれな自然条件と生産者の努力から成る芸術品のような貴腐ワインです。アンズ、黄桃、マンゴーやパイナップルのような甘さと爽やかさをお楽しみいただけます。

2005年産の飲み頃は、なんと2045年まで続く予想です。40周年の記念日でも果実味にあふれ豊潤です。輝きのある黄金色、高い粘性、程よいスパイシーさと繊細な酸味がハーモニーになっています。

ソーテルヌ地区バルサック村の最高峰。シャトー名の「クトー（小刀）」の意味のとおり、芯の強いキレの良さが特徴です。長期熟成後も保たれるみずみずしさをお楽しみいただけます。1994年より専売契約を格付け第1級のシャトー・ムートン・ロートシルトも所有するバロン・フィリップ・ド・ロートシルトと交わしています。

ソムリエより

絹のようなタンニンと甘い果実香がとても魅力的なワインです。優しい印象のワインですが、しっかりとした骨格を持ちボリューム感が心地よいです。

18世紀にポイヤック村のランシュ伯爵の所有となり、二分化された内の一つ。もう一つはシャトー　ランシュ　バージュ。200ヘクタールを超える広大な敷地を所有しています。1919年、そして1969年にカステジャ家による買収で畑や設備へ資本が投入され品質を高めました。さらに、この1990年代から評価が上昇しています。