ソムリエより

ブルゴーニュワインのように繊細な伊・サルディーニャ島のワイン。2024年現在飲み頃にあります。

ワインの色は澄んだルビー色。甘い果実味にあふれています。カシスやプルーンなど黒い果実が良く熟した印象で、スパイス、木樽、ハーブなどもイメージできます。酸味や苦味は控えめで味わいはワインにきれいに溶け込んでいます。口当たりはとてもなめらかです。

アグリコーラ・プニカが所有する畑は石灰質、粘土質、砂質土壌が混ざり合う水はけの良い土壌で、ブドウ栽培には最適とされています。サルディーニャ島の乾燥した気候からは凝縮された果実味ときれいな酸味、そして、なめらかなタンニン分を備えたワインが生まれます。

ソムリエより

シャトーの歴史は1365年まで遡ります。18世紀、スコットマン・ジョージ・スミス氏がシャトーを購入したことが現在のシャトー名の由来。1990年にプロスキーヤーでもあるダニエル・カティアール氏がオーナーになってからは最先端のワイン醸造技術と伝統的な手法を融合させた新しいスタイルを確立し、名実ともにボルドートップクラスのワイナリーへと昇格させました。

87ヘクタールを所有し、砂利質の土壌からスモーキーでシルキーなワインを造ります。伝統的なブドウ栽培方法に加えて、衛星画像、ドローン、土壌調査などの最先端の技術も使用し、また有機栽培の認証も取得し環境への取り組みも積極的です。これからも目が離せないシャトーの一つです。

ソムリエより

格付けを見直せば5級格に相当する、と言われている評価の高いシャトーですが、価格はリーズナブルでどのビンテージでも人気の銘柄です。

1890年以来ブーティエ家の所有。ブーティエ家が8世代にわたり脈々とワインを造り続けています。ラネッサンの畑は45ヘクタール、他に所有している2つのシャトーも合わせると合計で380ヘクタールを所有。ブドウの平均樹齢は30年を超えます。

ラベルにも飾られている美しい建物は美術館として公開されていて、数々の馬車や馬具が展示されています。

ワインは芳潤で存在感があります。ブルーベリーやブラックベリーに似た甘味のある果実香、青野菜の清涼感、小花、インク、ミネラルによる冷涼感、さらには凝縮感にも満足でき全体のバランスが良いです。タンニンと酸味はきめ細かく親しみやすさが魅力的です。

ソムリエより

ワインの色は輝きのあるイエローからゴールド。キンモクセイ、アプリコット、カリン、石灰、ハーブの香りなど幅が広く嬉しくなります。酸味は柔らかくも豊富。そして、長い熟成にも堪えられる強いボディーと落ち着きのハーモニーを堪能できます。

1787年に創業された名門ワイナリーのムーラン・トゥーシェが造る、芳潤甘口のコトー・デュ・レイヨンです。ブドウ品種はシュナン・ブラン種100％ですが、収穫時期を4～5回に分け、爽やかさを表現するために2割程度を早摘みし、残りを完熟させ厚みを出します。

ワイナリーにある広大なカーブには約70万本のストックがあり「最低でも10年の熟成を経てからでないと出荷しない」ルールを守り続けられています。

｢フランスの庭｣と呼ばれる風光明媚なロワール河渓谷地方産です。多くの古城が現存し観光スポットにもなっています。