ソムリエより

繊細さが特徴のピノノワール種ですが、こちらは朗らかでフレンドリーな印象です。フレッシュなタンニン分を堪能できる2024年～2027年頃が飲み頃のベストである、とオーナーが提唱しています。

2017年の冬は恵みの雨に救われ春から収穫まで順調な天候が続きました。ワインは深みのあるガーネット色。ブラックチェリーやストロベリーなどの果実香に溢れ、ハーブや土などもイメージできます。タンニンはベルベットのように柔らかな口当たり。全体的にはフレッシュで陽気な印象です。

ソムリエより

権威のある生産者、ドメーヌ・ジョセフ・ヴォワイヨは6世代に渡ってムルソー、ヴォルネ、ポマール、ボーヌに広がる合計8ヘクタールの畑を管理しています。現在はジョセフ・ヴォワイヨの孫の甥にあたる一族が運営しています。

レ　フルミエの畑は丘の中腹に位置し石灰岩タイプの浅い石の多い土壌。元来は上質でエレガントなワインが造られる畑ですが、こちらのワインは濃密タイプ。カシスやチェリーなどが良く熟した果実味に加えてシナモンに似た複雑なスパイシーさが現れています。飲み頃がまだまだ続く力のあるピノノワール種をご堪能頂けます。