ソムリエより

絶対に美味しい白ワインが飲みたい方に。

マルサネ ブランは、洋ナシ、トーストしたパン、白い花などの香りがします。ミディアムからフルボディで、ミネラル感が豊かなこのワインは、彼が造るワインの中でも構造のしっかりした白ワインの1つで、フレッシュな酸味と、力強いドライなエキスが特徴です。

フィリップ・シャルロパン・パリゾの創業は1977年と歴史は新しいですが、実力と評判をグングン上げてきている生産者です。ジュヴレ・シャンベルタンでは最大規模のドメーヌです。ピノ・ノワール造りの巨匠から教えを受けた通りに、自然の力を最大限に引き出す造りを徹底しています。

ソムリエより

生産者は、土壌に対する哲学から、ワイン法に反した造りやラベル表示で論争を巻き起こした革命家。この論争は2005年の法改正のきっかけとなりました。一部の愛好家から高値がつく生産者で、アルザスワインの先駆者です。

肥料や酵母などワイン造りに関する全て工程で天然物のみを使用し、合成したものは排除しています。ブドウ畑には様々な果樹や草花が育ち四季折々の花が咲き誇っています。それによって健康なブドウが育ち、テロワールの特徴が反映されたワインが生まれます。

ワインの色はゴールド。完熟したレモンやパッションフルーツ、アプリコット、果実ソース、火打ち石などの印象です。口当たりはなめらかで塩味も持ったやや辛口。厚みのある旨味が個性的なオレンジワインです。

ソムリエより

フィサンは皇帝ナポレオンが逗留した村としても知られており、クロ・ナポレオンという一級畑もありますし、村の背後にある森には彼の銅像が置かれています。

ワインは色濃く、ラズベリーやチェリーなどの赤いベリー系のイメージにレーズン、小花、革などが思い浮かぶ深みも持っています。目の詰まったタンニンとはっきりとした骨格が特徴です。酸味も充分に感じられ、長い熟成にも向いたタイプです。気むずかしさはなく、親しみやすいピノノワール種の美味しいワインです。