ソムリエより

1787年に創業された名門ワイナリーのムーラン・トゥーシェが造る、芳潤甘口のコトー・デュ・レイヨンです。ブドウ品種はシュナン・ブラン種100％ですが、収穫時期を4～5回に分け、爽やかさを表現するために2割程度を早摘みし、残りを完熟させ厚みを出します。

ワイナリーにある広大なカーブには約70万本のストックがあり「最低でも10年の熟成を経てからでないと出荷しない」ルールを守り続けられています。

ワインは年数の割に明るい黄色をしています。カリンやキンモクセイに似た甘く華やかな風味が溢れます。繊細でエレガント、そして、長い熟成にも堪えられる強いボディーと落ち着きのハーモニーを堪能できます。

｢フランスの庭｣と呼ばれる風光明媚なロワール河渓谷地方です。現存する多くの古城を思い浮かべながら優雅なひとときをお楽しみください♪

ソムリエより

マム社の社長として50年間経営に貢献したルネ・ラルー氏への敬意を表して造られたシャンパン。希少価値がとても高い『伝説』のキュベ。

『最高のシャンパーニュを最高の人々へ』という生産者の理念は創業以来受け継がれています。

ブランデーような高級感のあるボトル形が印象的です。マムのシャンパンはF1の表彰台でお祝いのシャンパンかけに使われています。エピソードのあれこれが特別な記念日にピッタリの逸品です。あなたが『最高の人』になる時が来たのです！ぜひ！！

ソムリエより

この1979年のボルドー地方の天候をよく反映した味わいです。例年よりはコンパクトな仕上がりですが、タンニンと酸味がはっきりとした長期熟成向きです。チェリーやレーズンの印象で、スパイスなどの深みのある辛口です。この年らしさを堪能できるため、同い年ワインのプレゼントにはピッタリの銘柄です。

シャトー　モンローズは実力の有る第２級シャトー。真面目で堅実、長命タイプでたくましくしっかりした味わいのワインを造るシャトーです。かつてはシャトー　カロン　セギュールの一部だった土地から1820年に独立した格付シャトーの中では新しい設立です。ジロンド川沿いに95ヘクタールの畑を所有しています。

名前の由来は、畑近くの山を覆っていた植物のヒースがピンク色の花を咲かせたことから、バラに見立てて「Mount＝山」「Rose＝バラ」という愛らしい名が付けられました。

ソムリエより

こちらの1979年産はなめらかな質感でやわらかな口当たり、親しみやすい味わいです。古酒の奥深さも堪能できると高評価ですのでおすすめです！

フランス革命（1789年）以前から商業ベースでワインを生産していたとか。クリューズ家が所有していた1975年まではフランス国鉄に卸されていました。

1974年に裁判沙汰で大暴落し、身内でコニャック商人のギー・テスロンに売却されたおかげで醸造用セラーの一新などが成されてめざましく向上しました。栄枯を経て現在は5級の格付けを上回る実力保持者です。