ソムリエより

熟したリンゴやカリンなどの果物の豊かで複雑な香りがします。味わいは上品でバランスが良く、余韻も優雅に響きます。全体的には爽やかで、シャンパンに期待する要素が揃っています。

ブドウ栽培家から始まる創業は18世紀にまで遡る歴史有る生産者です。シャルドネ種のみで造られるワインは少量生産、発酵、熟成の各課程に厳しい基準を設けており、その品質は高く評価されています。

ソムリエより

フルーティでチャーミング。ブルゴーニュ赤ワインへの期待やピノノワール種ファンの好みを決して裏切らない1本です。

50年以上の古木(vieilles vignes)になったブドウから造られていますので、ワインに凝縮感もプラスされています。口当たりは柔らかで、渋みはきめ細かくシルキーな女性的な味わいです。

こちらの生産者は品質の良いブドウのみを使うポリシーを持っていて安心できます。ワイン商から、ワイン生産者、古酒専門など、いくつもの事業を展開しワインに精通したニコラ・ポテル氏の商品です。1996年にネゴシアン「メゾン・ニコラ・ポテル」を創立し、次いで2005年に立ち上げたのがこの「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」。2008年には新たに「メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ」という名前でネゴシアンビジネスをスタートしました。畑から醸造まで土の個性のまま自然のままを尊重し、細部にまでこだわったワイン造りをする生産者です。

ヴォルネイは中世にブルゴーニュ伯爵家のシャトー周辺に畑が切り開かれたのが始まりです。造り手の水準が高く、ピノノワール種のかぐわしさと繊細さを堪能できる産地です。

《特別な情報》このワインは南東向きの斜面に植わる樹齢48年から62年の古木のブドウから作られたことなどもラベルで開示されています。

ソムリエより

「コルトンにルイ・ラトゥールあり」という名声もある、生産者ルイ・ラトゥールの特畑産の赤ワインです。

ルイ・ラトゥールはブルゴーニュ最大のグランクリュを保有。グランクリュ27ヘクタールを含む延べ48ヘクタールを管理しています。ラトゥール家の創設以来、家族経営を続け現当主は7代目。

ワインは澄んだルビー色、チェリーや、ナッツ、甘いスパイスをイメージする香りが広がります。ミネラル分も感じられる赤ワインで、余韻は長く成熟度も高いです。

ソムリエより

カレラの畑名（商品名）は、今は亡きオーナーのジョシュ・ジェンセン氏の仲間の氏名に由来しています。こちらのセレックは、友人で歯科医師のジョージ・セレック氏の名。ジェンセンにロマネコンティを勧め、ピノノワール種に目覚めさせた恩人です。

底知れぬ複雑さをご堪能ください。