チーズ選び
チーズ選び
ワインと同じく熟成させて味わえるチーズは、
簡単で奥深いマリアージュ(お互いがより美味しく感じられる組み合わせ)が楽しめる、『ワインの良きパートナー』です。
合わせる際の基本のポイントは、
①産地を合わせる
②味わいを合わせる
例えば、国内旅行をした時は「その土地の郷土料理と、地元で造るお酒を合わせて味わう」のと同じ感覚で良いでしょう。
チーズのコクとクセの強弱、酸味・塩味・甘味などの味わいの特徴も合わせて簡単にご紹介します。 特に、古いワインは繊細で複雑な香りを持つモノが多いため、ワインの特徴を損なわないようなマイルドな味・香りの『ハード・セミハードタイプ』や『白カビタイプ』がお薦めです。
ハード/セミハードタイプ
ゴーダチーズなど…
《チーズの特徴》
濃厚な味わいですがクセは無く幅広いタイプのワインと合わせやすいです。
ハード/セミハードタイプ
ゴーダチーズなど…
《チーズの特徴》
濃厚な味わいですがクセは無く幅広いタイプのワインと合わせやすいです。
フレッシュタイプ
カッテージ、モッツアレラなど…
《チーズの特徴》
熟成はほとんどさせないタイプ。ほのかな酸味を感じる淡泊な味わい。
ピノノワール種、ガメイ種、サンジョベーゼ種など若々しい軽めのワイン
軽めの白ワイン全般
白カビタイプ
カマンベールなど…
《チーズの特徴》
表面の白カビが特徴。クセは少なくマイルドな味わい。ワインは軽め~中重まで幅広い味わいと一緒に楽しめます。
軽め~中重の赤全般
軽め~中重の白全般
青カビタイプ
ゴルゴンゾーラなど…
《チーズの特徴》
強い塩味と香りが特徴のソフトタイプ。塩味を和らげる酸味のあるワインや、強いクセに負けない甘味・複雑さを持つワインと相性が良いです。
フランス・ボルドー地方の古酒など複雑な味わいの赤
酸味のしっかりしたもの、まったりとしたもの、甘口(少し冷やす)
シェーブルタイプ
ヴァランセなど…
《チーズの特徴》
ヤギの乳から造られたチーズ。酸味とホロッと崩れる食感が特徴です。重すぎず個性のあるワインと一緒に。
重すぎないグルナッシュ種、シラー種の赤ワイン
しっかりした酸味のソーヴィニヨン・ブラン種、リースリング種、
まったりとしたシュナン・ブラン種
ウォッシュタイプ
リヴァロなど…
《チーズの特徴》
塩水や地酒で表面を洗って熟成させるソフトタイプ。オレンジ色の表皮は香りが強く、中はクリーミー。
チーズの強いクセに負けない濃厚で上品なワインがお薦めです。
古酒、芳醇な赤
濃厚な白ワイン。肉厚なシャルドネ種