ソムリエより

五大シャトーの中で最も男性的で長命、そして品質が安定していると言われます。

圧倒的に濃密で繊細、なめらかな質感が特徴ですが、残念ながらこの1976年は角があるとの評価です。

ラベルに描かれたサン・モベール塔が威厳があります。

現在は丸屋根の塔に変わりましたが、同じ場所に厳かにたたずんでいます。

ソムリエより

こちらの2001年産は例年よりは軽やかな味わいです。それでも飲み頃ピークは30年間近く続くのはさすがです。ブドウ品種の割合は、カベルネ・ソビニオンが高めの86.5%、メルロー種13.5%。繊細な酸味と太い骨格に支えられたいつも通りのエレガントさが魅力です。2001年ポーイヤック地区の優良銘柄7つの内の一つに選ばれていて安心できます。

格付け1級シャトーの中でも筆頭に位置付けられています。世界の最高級銘柄に君臨しています。ロスチャイルド家の祖、マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドは同族経営を基本とした商売で財を成した人物。ロスチャイルド家のトレードマークとなっている5本の矢は、彼の息子5人を象徴とし一族の結束を表しています。

ルイ15世の寵姫・ポンパドール夫人に愛され貴族の間で名声を得ました。シャトーの名は冨や格式、歴史、敬意、そして長寿の代名詞となっています。優雅で気品溢れるスタイルは｢思慮深い王子｣とも称賛されます。シャトーレヴァンジルやシャトーリューセックも傘下に置くほか、チリやポルトガルにも進出しています。

《特別な情報》この年のポイヤック地区を代表するベストワインに選出されています。